『ZINE Week』を終えて-2019

4月16日から4月21日まで、北青山のgallery DAZZLEさんで開催されましたグループ展「ZINE Week」展に、一昨年、去年に引き続き今年も参加させていただきました。
ご来場くださいましたみなさま、ありがとうございました。
それから、ご一緒させていただきました参加者のみなさま、オーナー様、どうもありがとうございました。

 展示させていただいたzineをご紹介します。今回は、和菓子のzine『和菓子日和(わがしびより)』を制作しました。

3月のnaggy作品展『なぎぃ歳時記』で発表しました描きおろしの和菓子イラストに、少しですが新作を加えてzineにしました。12か月ひと月ごとの季節感を表したお菓子や、節句の行事に合わせたお菓子の絵に、その背景となる行事や節句の説明や、お茶にまつわることなどの文章を添えました。そして、和菓子だけでなく、器にもnaggyなりの工夫や思いを込めて描きました。また、題字も手書きの筆文字で、より一層「和」の感じを表現しました。

今回のわたくしのzineの『和菓子日和』というタイトルは、「和」に始まり「和」で結ぶ名前…新しい元号にちなんだ訳ではないのですが、あとで気づいてびっくり。とても奇遇です。

3月の大阪でのnaggy初個展、4月のZINE Week展を無事終えることができ、少しホッとしたところ、ありがたいことに新たにご依頼をいただきまして、ただいま連休返上で、エンジン全開で仕事をしております。5月末まで、フルスロットルで走り抜けることになりそうです。
個展にお越しいただいた皆様へ、毎日少しずつですが、「ありがとうございます」とお礼状を書いております。ZINE Week展にお越しいただいた皆様へは…もう少し先になりそうですが、お礼状をお送りしようと思っております。

花の10連休が始まり、道路から聞こえる車の音が少なく、町は静かです。今の季節は目に鮮やかな新緑の頃、あちこちの空で鯉のぼりが元気に泳いでいることでしょう。窓を開けると清々しい風が入ってきて、さわやかな気分になりました。
この季節にあったお菓子をと思い、今回のzineのために描いた「時季のもの・常のもの」のページの『桜餅・柏餅』をご紹介します。


時季のもの・常のもの
『桜餅・柏餅』
関東の『桜餅』は、小麦粉を水で溶き、焼いた皮であんこを巻いたクレープ状のものです。江戸時代に向島の長命寺の門前で売られていたので、別名「長命寺」とも言うようです。ここに描いたのは、わたくしにとって馴染みのある関西の『桜餅』です。
粒々した干飯(ほしいい)の道明寺粉を使っており、別名「道明寺」とも。

柏の葉っぱでくるむ『柏餅』は、江戸を中心に端午の節句のときに食べたそうです。
武家中心の江戸では、柏の木は新しい葉が出てから古い葉が落ちるので、代々続くと喜ばれたそうです。関西以西の地域では山帰来(さんきらい)とよばれるサルトリイバラの葉で包んでいたようです。

naggyについて

野菜や植物、食べ物、風景など優しい雰囲気のイラストが得意です。また、生家はお寺で、茶華道*を子供の頃よりたしなんでおります。

*茶道…表千家(講師)、華道…嵯峨御流(正教授)

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